今回は国東半島の山に登ることに。
前日の8月4日から近くの道の駅くにみで車中泊する予定で車を向かわせたが、ちょうど祭りで道の駅は閉鎖され駐車できず。
となりのオートキャンプ場は泊まれるようだが、そこに費やすお金はない。
そこで、そばの野球場で車中泊することにした。
ただ、せっかくなのでその祭りを愉しめば良いと思い、祭りが始まるまで車内で酒を飲んで待機していたところ、見物前に酔いつぶれてしまい、結局、祭りには行けなかった。
花火もあるということで、これも楽しみにしていたが、酔って眠ってしまったため花火の音にも気付かず。
さらに、飲み過ぎてしまったため、計画では次の日には暗いうちから登山開始するつもりが酒が抜けず、持参したアルコールチェッカーを何度も吹いて確認しながら、午前7時にやっと登山口に到着した。
今回の登山口は夷耶馬農村公園(えびすやば農村公園)。
駐車場の小屋を抜けて登山を開始する。
高城までのルートは鎖場もあるが、何の問題もない。
イノシシの沼田場との表記があるが、今回はイノシシとの遭遇はなし。
やがて無明橋。
帰りには渡ったが、行きには怖くて渡れなかった。
上手く写真が撮れずに残念だが、渡るにはちょっとした勇気や決断がいる感じ。
下から見上げた無明橋。
その後、鎖場をサクッとこなしながら進んでいく。
やがて高城に。
表記は夷耶馬となっている。
本来ならここで馬の背に行って戻り、先に進むのだが、馬の背に行くことはすっかり忘れて先に進んでしまう。
しかも、この高城からがこのルートの本番だと気付く。
両端がスパッと切れた狭いトレイルが続くのだ。
それでも進んだが、この先の光景を見て引き返すことを決定。
距離も短そうだし、他の人も行っているので
問題はないのだろうが、恐怖心がやる気を抑え込んでしまった。
引き返している途中、他の登山者から馬の背には行ったのかと尋ねられたが、馬の背があることを知らなかった。
また、実際に馬の背を見たが、ここも相当怖い。
恐怖心に支配されてしまっている以上、今から馬の背を渡る気力などとても湧かない。
後は来た道を戻るのみ。
戻ったが、満足感はゼロ。
困ったことに、山登りは好きなのにかなりの高所恐怖症であることを認めざるを得ない。
そのため、今回のようなトレイルは脚がすくんでしまい、すぐに敗走してしまう。
いつの日か、胆力を養えたら、いつかここをリベンジしてやる。
【タイム】
7:36 公園発
8:43 無明橋
9:07 高城(夷耶馬)
10:15 公園着