KingCamp社の「U.L.キャンピングコット」を自室のベッド代わりとして使用し始めて約1ヵ月。
その間の経過報告。
普通の購入者ならばキャンプでたまに使うだけかもしれないが、自分は実際に普段のベッド代わりとして、毎日使用する実験を敢行中。
ひと月使って今のところ、破損やたるみ等の問題は無し。
また、とても軽量なので、掃除のときはヒョイと持ち上げて、移動させることができるのもメリットだと思う。
ただし、何度か脚が崩れるトラブルがあった。
脚はコットのパイプに噛ませた後、グッと広げてセットするのだが、寝ている間に寝返りを打って端に体重がかかった場合などに、広げた部分が元に戻ってしまうようだ。
これは壊れた訳ではないので、またはめ直せば元に戻った。
それ以上に問題なのが、ネット情報どおり形が美しく保たれない点。
普通に組み立てると長方形にしかならないはずなのに、ネットでは形が歪になるという情報で溢れている。
といってもすべてが歪というわけではないだろうし、運が良ければまともな商品が送られてくるだろうと期待していたが、残念ながら、組み立ててみると最初から形が変。
長方形ではなく、最初の時点で平行四辺形になってしまっていた。
そして1ヶ月後。
平行四辺形化がかなり進行してしまった気がする。
下の写真、斜めに立てかけているわけではない。
ただ、普通に壁に立て掛けているだけ。
それなのに、この反り具合は正直ひどい。
フスマの縁と比べると、ひどい変形だ。
所詮はメイドインチャイナだからと諦めはつくが、日本製なら黙っていられないレベル。
でも、我慢の範囲内と思い、ダンマリする。
KingCamp社には改善を望みたい。
とりあえず、一旦足を外してもう一度はめ直した。
その結果がこちら。
できるだけ本来の長方形にしようと形を作りながら脚をセットしたが、気持ち戻ったか。
さて、自宅にベッドを置かず、代わりにコットを置いて寝る生活。
こいつは形が平行四辺形のままではあるが、張りはまだしっかりしており、一人で寝るには十分で快眠を得られていると思う。
また、実際にはやっていないが、このコットは脚が低いため、いざキャンプに持ち出して、テント内に設置しても眠ることができるのではないか。
結構軽いしコンパクトに収納できるので、オートキャンプに持ち出したい気がする。
ULという名が付いているが、ULにこだわっている人の装備でコットを見かけたことはない。
山の上まで抱えるのは難しくないが、快眠を得るならマットにこだわった方が良いか。